南 奈緒(ソプラノ)

 

大阪音楽大学大学院オペラ研究室修了。学部卒業時には新人演奏会に選出。大学院修了演奏では『椿姫』ヴィオレッタ役を演じた。

 

摂津音楽祭、高槻音楽コンクール、大阪国際音楽コンクール入賞および入選。チェコ・スロバキア国際音楽コンクールin カナダ セミファイナリスト。

 

ヘルデンテノールとして国際的に活躍したアレン.ノーナー氏によるフランス歌曲・アリアマスタークラスにおいてディプロマ取得。

 

 

 

 

卒業後は、オペラハウス推薦リサイタルシリーズ及び推薦コンサート、オペラハウス管弦楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団との共演、朝日推薦演奏会(ザ・シンフォニーホール)、ロシア総領事館でのコンサート、帝国ホテルチャペルコンサートシリーズ及びオペラシアター、日本イタリア協会ニューイヤーコンサートにて、ベルガモ歌劇場公演で来日したバリトンLuca Grassi氏との共演(大阪市中央公会堂)の他、カナダ・モントリオールで開催された国際コンサートに若き親善大使として招聘され、各国から集う35歳以下の歌手と4日間の日程で競演。文化庁本物の舞台芸術体験事業のソプラノメンバーとして全国の小中学校を回る他、大型客船『パシフィックヴィーナス』でのメインショーやスポーツ試合での国歌独唱を務めるなど演奏活動は多岐にわたる。

 

オペラでは、関西二期会、文化庁若手人材育成公演において研鑽を積み、イタリア・トッレデルラーゴでのプッチーニフェスティバル『蝶々夫人』に従妹役にて出演後、ひろしまオペラルネッサンス公演『ドン ジョヴァンニ』(指揮:マウリーツィオ アレーナ 演出:井原 広樹)ドンナエルヴィラ役で本格的にデビュー。翌年三重県総合文化センター開館15周年記念公演『ドン ジョヴァンニ』(指揮:星出 演出:直井研二)ドンナアンナ役を演奏、高評を得る。以後、栗山昌良演出の『フィガロの結婚』ケルビーノ,『蝶々夫人』ケイト役で出演する他、『魔笛』パミーナ,『電話』ルーシー,『ポッペアの戴冠』ポッペア、『春琴抄』春琴、『祝い歌の流れる夜に』しま、『リータ』リータ、『パリアッチ』ネッダ役、『トスカ』トスカ役とタイトルロール、主要キャストを好演。

 

現在、女声コーラス‘はなみずき’ヴォイストレーナー、今川学園ピアノ教室主宰、音楽教室「スマイルズミュージック」声楽講師、HOS小阪カルチャースクール講師、近鉄文化サロン講師。

 

関西二期会会員、関西歌曲研究会会員、大阪音楽大学演奏員。